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Tuesday, October 20 2020 @ 08:31 PM JST

CEAS10とは

CEAS10とは

  CEAS10は、PCに加えてスマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスと、Microsoft EdgeやChromeなどのモダンブラウザでの利用ニーズに対応するため、授業支援型eラーニングシステムCEASバージョン3(CEAS3)のユーザインターフェイスの機能を向上させた新しいバージョンのCEASです。利用可能ブラウザとしてはIE11、Firefoxなどにも対応しています。
利用できる機能や手順は、CEASに共通の「授業支援型ユーザインターフェイス」を採用しているので、CEAS3と同様の使い方ができます。
システムの構造やデータベース仕様も変更していないので、今まで利用してきた教材や蓄積されているファイルやデータは引き続き利用できます。さらに、セキュリティ面での機能強化も図られ潜在していたバグも除去されています。

 
■CEASの目的と特徴

CEASは、対面型の集合教育を主な対象として教員と学生の授業と学習に関する諸活動を統合的に支援することを目的としたシステムです。毎回の授業を軸として「授業と学習(予習・復習)のサイクル形成」の統合的支援を目的としています。具体的には、CEASでは、授業資料などのコンテンツを、毎回の「授業」に割付ける画面(授業実施画面)を中心にシステムが作られているので、
 

  •  コンテンツの作成・登録・割付の作業の流れが分かりやすい
  •  学期末に授業ごとの授業に関する成績などのデータを集約するのが容易である
  •  科目や履修データを管理する教務システムとの連携が容易である
  •  

といった特徴を備えています。
この特徴は、学習の管理を中心においた従来のLMS(学習管理システム)やeラーニングシステムとの大きな違いです。
近年、大学教育においてアクティブラーニングの教育方法を取り入れることのニーズが高まっていますが、この特徴を持つCEASはこのアクティブラーニングの実施支援ツールとして、有効に活用できると期待されます。


■CEASの教育利用


CEASは、具体的には次のように使えます。

普通教室で実施する授業
教員は、授業資料、レポート課題・アンケートなどをCEASに登録し、学生は自宅・学内から、授業資料を閲覧し、レポート・アンケートを提出できます。PDF形式の提出レポートはコメントを付けて返却できます。

パソコンやスマートフォン、タブレット端末が使える教室での授業や実習
前項に加えて、出席管理、小テストの実施、授業資料の呈示などを教室で行えます。
教員は、毎回の授業ごとにCEASに教材(授業資料、小テスト、レポート課題、アンケート)を登録しておくと、学期が終わると、「授業コースウェア」ができあがり、次年度には、改良を加えながら再利用することができます。また、出欠データや小テストの得点、レポート評価などが授業回数ごとにまとまり連結された一覧表(成績表)として得られるので、定期試験の成績と組み合わせ成績評価がしやすくなります。

CEASを使うことにより、多人数教育の負担が軽減でき教育の質の向上を図ることが可能になります。


■CEASのバージョンとCEAS10


CEASにはバージョン2系("CEAS2")と、3系のソフトウェアCEAS3、CEAS10があります。
CEAS3、CEAS10は、フレームワーク(JSF、Spring、Hibernate)を利用してJava言語で開発されたソフトウェアであり、PHP言語で開発されたCEAS2とは構造的に異なるソフトウェアであり、機能も追加されています。

しかし、利用者が使う際には大きな違いはありません。CEAS10はCEAS2、CEAS3と同じユーザインターフェイスデザイン(画面上のメニューの配置と、画面の遷移、機能のまとめ方)を採用していますので、同じように使えます。


■OSとデータベース

OSは、Windows系、Linux系、Mac OS XのいずれのOSでも利用できますが、実運用はLinuxまたはMac OS Xを推奨します。
データベース管理システムとしては、MySQLまたはPostgreSQLの利用をCEAS10のインストールパッケージで想定しています。CEAS10は、Hibernateを利用していますので他のデータベース管理システムの変更は容易です。


■CEAS3、CEAS/Sakai、CEAS2システムからCEAS10システム利用への移行

CEAS3からの移行
CEAS3システムとは、内部構造、データベースの仕様は同一なので、CEAS3のソフトウェアをCEAS10に入れ替えることで、容易に移行することができます。

CEAS/Sakaiからの移行
CEAS/Sakaiシステムで利用できる機能のなかで、Sakai CLEを利用しているSCORM学習コンテンツ利用機能とフォーラム利用機能はCEAS10には実装していません。しかしながら、CEAS10が利用するデータベースと教材ファイルはCEAS/SakaiシステムのCEAS3部分と同一なので、CEAS10の利用に移行する場合には、CEAS10ソフトウェアをCEAS/Sakaiシステムに追加し両者を同時に運用することになります。利用者はログイン時にCEAS10とCEAS/Sakaiのいずれかを選択することになりますが、いずれを利用しても教材や授業データは同一です。

CEAS2からの移行
CEAS2とは、システムの内部構造、データベースの仕様が異なるので、CEAS3システム導入とデータ移行の作業が必要となります。


■CEAS10への移行支援サービス

次の会社からCEAS10への移行支援を受けることができます。

  • ニュータイプシステムズ株式会社
    連絡先        http://www.newtype.co.jp/ 担当:植木泰博
    支援対象        CEAS2, CEAS3, CEAS/Sakai, CEAS10,CEAS2データ移行
     
  • ボウ・ネットシステムズ株式会社
    連絡先        https://www.bownet.co.jp/contacts/
    支援対象        CEAS10

■ライセンス
CEAS10は、オープンソースのEducational Community License, Version 2.0 ("ECL")ライセンスで利用許諾します。ECLは、Apache License, Version 2.0ライセンスの特許許諾の範囲を教育コミュニティのニーズに合わせ修正したライセンスです。
 
 

Last Updated: Saturday, July 11 2020 @ 06:36 PM JST|Hits: 20,168 View Printable Version