2017年11月25日(土) 03:22 JST

CEAS3とは

CEAS3は、授業支援型e-LearningシステムCEAS(Web-Based Coordinated Education Activation System)のバージョン3系のソフトウェアです。

CEASの目的と特徴

CEASは、対面型の集合教育を主な対象として教員と学生の授業と学習に関する諸活動を統合的に支援することを目的としたシステムです。 CEASでは、授業資料などのコンテンツを、毎回の「授業」に割付ける画面(授業実施画面)を中心にシステムが作られているので、
  • コンテンツの作成・登録・割付の作業の流れが分かりやすい
  • 学期末に授業ごとの授業に関する成績などのデータを集約するのが容易である
  • 科目や履修データを管理する教務システムとの連携が容易である
といった特徴を備えています。 この特徴は、学習の管理を中心においた従来のLMS(学習管理システム)やeラーニングシステムとの大きな違いです。

CEASの教育利用

CEASは、具体的には次のように使えます。
  • 普通教室で実施する授業
    教員は、授業資料、レポート課題・アンケートなどをCEASに登録し、学生は自宅・学内から、授業資料を閲覧し、レポート・アンケートを提出できます。 PDF形式の提出レポートはコメントを付けて返却できます。
  • パソコンのある教室での授業や実習
    前項に加えて、出席管理、小テストの実施、授業資料の呈示などを教室で行えます。
  • 教員は、毎回の授業ごとにCEASに教材(授業資料、小テスト、レポート課題、アンケート)を登録しておくと、学期が終わると、「授業コースウェア」ができあがり、次年度には、改良を加えながら再利用することができます。また、出欠データや小テストの得点、レポート評価などが授業回数ごとにまとまり連結された一覧表(成績表)として得られるので、定期試験の成績と組み合わせ成績評価がしやすくなります。
CEASを使うことにより、多人数教育の負担が軽減でき教育の質の向上を図ることが可能になります。

CEASのバージョンとCEAS3

CEASにはバージョン2系("CEAS2")と、3系のソフトウェアCEAS3があります。
CEAS3は、フレームワーク(JSF、Spring、Hibernate)を利用してJava言語で開発されたソフトウェアであり、PHP言語で開発されたCEAS2とは構造的に異なるソフトウェアであり、機能も追加されています。

しかし、利用者が使う際には大きな違いはありません。CEAS3はCEAS2と同じユーザインターフェイスデザイン(画面上のメニューの配置と、画面の遷移、機能のまとめ方)を採用していますので、同じように使えます。
CEAS3は、フレームワークを用いているためCEAS2に比べて保守性が高くなっています。

OSとデータベース

OSは、Windows系、Linux系、Mac OS XのいずれのOSでも利用できますが、実運用はLinuxまたはMac OS Xを推奨します。
データベース管理システムとしては、MySQLまたはPostgreSQLの利用をCEAS3のインストールパッケージで想定しています。CEAS3は、Hibernateを利用していますので他のデータベース管理システムの変更は容易です。

ライセンス

CEAS3は、オープンソースのEducational Community License, Version 2.0 ("ECL")ライセンスで利用許諾します。ECLは、Apache License, Version 2.0ライセンスの特許許諾の範囲を教育コミュニティのニーズに合わせ修正したライセンスです。

最終更新日: 2010年9月17日(金) 09:08 JST; 2,814 閲覧件数